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FX予言集 フィリップFXブログ

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変動率の上昇をみているこの頃だが、今週後半は米国雇用統計を睨んでの展開となると思われレンジ内の取引が中心となりそうだ。 株式市場も米国ダウの乱高下から調整気味の動きとなっており、次の材料待ちとなっていて雇用統計はその絶好のタイミングであろうか。 昨日は、スイス大手銀行UBS決算が減益となり、イギリスの大手金融グループRBSとロイズが政府からの2度目の出資を受ける事で懸念が拡大していることもクロス円の軟調さに一役買っている。 現在は日本時間の終わり間際での投信のクロス円買いが出ていると思われ、ユーロ円の抵抗線であった133.30を薄いながらも突破しているので一旦は買いモードとなっている。 ただ金価格の上昇による薄い中での上昇であるためにこのサポートが剥げ落ちると下落も早く、 実需に乗って買っている向きが売り出すと下げが速くなる感がある。 今夜は米国FOMCでの声明発表の予定となっており、 傾斜した取引は金の上昇の流れからくるユーロやオーストラリアドルへの影響くらいしか考えられない。 FRBが声明で金利への言及があるか動きの理由付けとなりそうだ。
欧州時間は金価格に連れてクロス円が上昇中であるために市場はクロス円ショートカバーからロングメークの動きとなっているが、 米国超低金利へのニュアンスが少しでも緩やかになれば利食い売りで下がる可能性もある。 ただ米国ではADP雇用統計とISM非製造業景況感指数の発表があり、この結果次第では堅調さが残すかもしれない。 金曜日の指標に向けてのポジション取りが動きを助長していっても、明日の欧州、英国中銀の政策金利からトリシェ欧州中銀総裁の記者会見とイベントが続いていて、この上昇に乗るのは危険がつきまとう。 テクニカルではクロス円が日足で下ひげを長くしているので、一旦上昇してもおかしくはないが、急上昇すると反動も怖い状況ではないか。

2009.11.4日 6:59更新

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