FX予言集 フィリップFXブログ
マネーが飛び火
昨日は金価格の上昇と欧州、英国の景気先行指数の一つであるPMIサービス業指数が予想を上回ったことで景気上昇へと捉えられやすいためにリスクテイクのクロス円が買われた。 テクニカル面では、ここ数日ユーロ円の日足が下ひげを長く出していた事でショートカバーが入りやすい状況であったのも要因である。 日本、欧州時間と連続してクロス円が上昇していた為に、金価格の上昇が一服すると米国時間で上に突っ込んで下げ始めたのはストップハンティングとポジション調整によるもの。 その先鋒としてドル円が米国時間に入った後に直ぐに下げ始めたのがサインであったようだ。 ここを見逃さなければショートメークで利益を稼げたはずだ。 下に突っ込んでいるために上にも突っ込みやすかったのは、イベント前のお祭り相場ではなかったか。 今日の欧州、英国中銀委員会などのイベントを無難に通過すれば、明日の米国雇用統計まで小動きとなりそうだ。 たまに大きな統計前に動きが出ることがあるので、そこで良いポジションが作れれば越した事はないが、そうなると逆にイベント後は静かとなる。 ポジションの傾きを想像し、売買を行うことが戦略の一つとなり得る。
米国のFOMCでの声明で、FRBが長期間の低金利維持すると確認された。 逆にオーストラリアでは、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のスティーブンス総裁は5日、豪経済は回復軌道に乗っているとの見方を示した。 アジアでは香港、シンガポールの不動産が急騰しているようで、世界経済はまちまちの状態であり、これからは各国はマイペースでの経済調整を行っていくために、米国低金利からのマネーが金やオセアニア通貨に集まる状況はしばらく続きそうだ。 我々日本はどうなるのであろうか、まだ先は見えそうにもない。。。 というと円売りかと思ってしまうのは妥当な線なのか。
2009.11.5日 8:41更新
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