FX予言集 フィリップFXブログ
ドルインデックス
ドルインデックスが昨年の最安値に徐々に近づいているが、まだ7分目ほどで更なる下落余地は残されている。 その対価として代表的なユーロドルも上昇し、昨年8月以来の高値更新となった。 そのユーロドルを週足で見てみると、傾向としてRSI80以上からの上昇は妙味が少ない。 今は80少しを越えたところであり、スピードもあってこれからの上昇は乱高下になる可能性が大きい。 むしろ調整からもみあいへと動いていくのが妥当であろうか、しかしこの通貨は年末に近づくに連れて平均移動線からは大きく乖離して上がり続ける傾向は、ここ5年間でも実証済みで高値を捉えるのは至難の業である。 この通貨を知る事が世界の為替変動の動きを知る事になるから、この通貨ペアーの売買を通して相場感向上への一歩となり得るが、注意して頂きたい事が一つあり、ユーロへの逆張りは長期投資のつもりで行って頂きたい。 金は最高値、原油も75ドルに迫ろうとしていて米国のドル過剰供給が世界中に駆け巡っている。 ドル紙幣をどんどん刷るから価値は落ちるが、不足商品の対価値は上がってゆく。 ただ商品相場とドルの相関性が崩れない限り、機軸としてのドルは変わっていかないのであろう。 米国FRBが引き締めに掛かれば世界中のドルは回収されて価値が戻っていくから、急な動きとなる可能性があり、ドル安一辺倒の最中ではあるが頭に入れておこう。
通貨の価値、つまり相場は投機的な割合も多く、テクニカル要素が多く絡んでいると反転は小さな動きをきっかけにしていく。 その背景を常に追い、ファンダメンタルの変化を捉えて相場を考えることが先読みのヒントであり、ファンダメンタルが強く出たり、テクニカル要因が強く出るタイミングで売買手法も変えていかなければならないので、うまく乗っていくには人生と同じく柔軟性が必要となる。
2009.10.14日 12:27更新
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