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FX予言集 フィリップFXブログ

政府、介入否定的で円高へ

日本政府筋が介入への言及はなく、否定的だという事で90円割れから円高方向へと勢いを付けてしまった。 歯止めとなるようなコメントがあればここまでの円高、更なる円高はある程度警戒されただろうに個人投資家の買い残が多いクロス円等はここから狙われやすくなってしまった。 ドル円の水準自体は、この辺のストップハンティングが終わるまでは低く保たれるであろう。 藤井財務大臣が財務省側と緊密に連絡を取っているとうコメントが出て警戒感から89円台まで戻してはいるが、逆に戻す事によって売り場を作ってしまうから、欧州市場での動向が気になるところ。 相場が薄く動きやすくなっているので、政府筋から何らかのコメントが出ないと今夜の海外市場での動きで87円台までの突っ込みの可能性は残りそうだ。 ファンダメンタルの円高材料はあまり見当たらないが、政府筋の介入に対しての否定的な見方が市場で占有しており、テクニカルでも短期では下げやすい地合が続くだろう。 もしも株式市場の軟調さが加わってクロス円の売りが大量に入ると、ドル円は下値余地が大きくなってくるから注意が必要。 85円割れとなると政府もじっとはしていられないだろう。 平成7年(1995年)の79円台突入の際は現場で目撃しているが、介入を力でねじ伏せるかのような大量の売りで、85円辺りから下げが一気に加速した記憶がある。 そのことを考えると85円から下はフリーフォール状態で下落が早くなってしまう可能性が大きく、介入をせざるを得ないのではないか。 ファンダメンタルでの円高要因は民主党の財政赤字圧縮以外はあまり見当たらなく、もし海外株式市場の上昇があればサポート役となるだろう。 今週前半の円相場は下値模索の展開に分があると考えている。

2009.9.28日 12:21更新

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