FX予言集 フィリップFXブログ
流動性縮小との発表でドル買い。
欧米中銀の緊急流動性供給策一部縮小との報道で、高値から売り叩かれた後、ポンド安でユーロポンドの大幅上昇を支えにじりじりと買い戻しとなっていたユーロは、ドル高となり再度叩かれる結果となった。 昨日の為替相場では、ポンド売り一色となっていて材料が尽きた頃にこの発表で、ユーロに引っ張られるようにしてポンドもストップハンティング中心で下落幅を拡大させた。 今日の東京時間でも個人投資家の大幅な買い持ち解消のストップハンティングや売りに見舞われて、ポンド円は一日で一気に5円も下落した。 またダウ平均が下がった事でクロス円全般に売りが出たことから、売り方を勢いづかせた形となった。 ユーロの下げにしても、ポンド円の147円からの売りにしても結局短期のポジション解消が中心であり、ファンダメンタルからのトレンドではない。 流動性供給策縮小となると過剰流通の懸念があるドルに対しての動きが中心であろうから、ドルの相対通貨では中心となるユーロが売られてしまうから、ユーロドルの動きが中心であった。 ドル円は、あまり90円台半ばで買えば買うほど間接的に売りの圧力は大きくなるから、もみ合う期間が長い後に下げてしまうと89円台では止まらなくなるので気をつけよう。
90円と93円付近のオプションがらみの売買が増加していると見られるのも抵抗線を破る時の勢いは増すばかりである。
2009.9.25日 6:31更新
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