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FX予言集 フィリップFXブログ

ユーロに主導権

ユーロドルが高値抵抗線辺りで一旦止められ利食いで下がっている途中で、フランス政府筋からのユーロの水準に対しての懸念が表明されてから一気に下落幅を拡大し、高値の1.4847付近から1.47割れまで急落する要因となった。 買い方のポジション整理が一段落つくと、今日にかけてはじり高傾向は続いていてドル安には変化がない模様。 また、BOEのキング総裁がポンド安の方が国内経済にとっては都合が良いとのコメントからポンドが急落してストップを巻き込んでの大幅な下げとなっている。 G20へ向けて各国の思惑からの通貨への影響が多大である。 米国ダウも昨日は80ドル下げとなり、ユーロ円を中心にクロス円に売りがはいったこともドル円の下落を大きくしている。 ドル円はさきほど90,40割れとなったが、この水準からは買いが大きく出ている模様で下げ渋っている。 ここを割れて89円台突入となるのかどうか、今夜のニューヨーク市場での動きが注目される。 円高は日本経済に打撃を与えるのは間違いのないところであり、90円割れをしてしまったら円高への介入を否定した藤井財務大臣は何と言うのだろうか。 欧州各国が自国通貨に対して牽制しているのに対して、正直なコメントで優等生らしいが、政治家らしく自国利益に対してはしっかりと発言してもらいたいもの。 ニュアンスを変えればどうにでも言えるはず、放っておくと株価が黙ってはいないはずだ。 何事も無く戻ってしまえば政府にとってはラッキーだが、さてどうか。

2009.9.24日 8:41更新

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