FX予言集 フィリップFXブログ
見極めが必要
本日決まった閣僚で藤井財務大臣からのコメントで、為替相場への介入へ否定的だということや円安が必ずしも輸出を支援するとは言えないという考えを述べたことから、円安へと戻りつつあった相場は急転し円高方向へ変化した。 ドル円は91円台から数日前につけた90.15を一瞬割り込み90円割れと思われた。 戻した後は90円半ばで頭を抑える展開となっていた。 ニューヨーク市場に入り、ダウ平均が堅調な上にFRBの利上げが早まるとの噂?で91.34まで上昇した。 その噂も藤井大臣のコメントも、ファンダメンタルからは関係ないことで短期筋が暴れやすい地合を提供しただけのことである。 昨日は92.00に抵抗線があったドル円は、明日は91.40まで下りてくるラインを突破するか、重くするかの動きは重要かと思われる。 明日の見所は、ドル円91.40達成後に91.60を突破してしまうと、短期ダブルボトムとなり92-93円までの戻しの可能性が高まってくる。 90円割れの可能性から円相場に頭を抑えられている日本の株式相場も円安気味で推移すると、現在のニューヨークダウの堅調さから上昇が強まる可能性もあり、そうなるとクロス円がドル円を押し上げることも考慮に入れておくほうが良い。 ダウも1万ドルの大台を狙っておりそれを背景としたクロス円の戻りの中、ユーロドルは明日1.4850付近の抵抗線に差し掛かれば利食い売りが出ると思われるので、そのレベルでクロス円が強ければドル円を強くサポートしそうだ。 逆に90円台での推移あれば、90円割れの可能性も高まるので見極めが必要となってくる。
2009.9.17日 6:05更新
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