FX予言集 フィリップFXブログ
80円台が遠くなっていく
与党民主党の閣僚が続々と決まりだした。 その中で財務大臣に藤井裕久氏を抜擢との話が伝わったのか、これまで円高歩調だった相場が反転への兆しとなった。 彼は1993年発足した細川内閣で大蔵大臣に就任し、その夏円高を100円割れ直前で回避する円売りドル買い介入を行ったことで有名である。 その時は1ドル125円辺りからの円高となり半年間で約25円下落している。 介入以降は年末にかけて114円まで反転し一応の成果を上げた格好となった。最近の円高は、民主党政権の財政縮小への期待感からの若干の円高基調、世界の株式相場の調整局面期を予想(9-10月)してのクロス円の売りがドル円を重くしている事、それと米国の景気回復がゆっくりとなるという事からの金利低下でドル安、ドル円は円高に見えるだけ。 強烈なトレンドではなく、どちらかというと日本の政治を背景とした円高からドル安へと移行したためにチャート上では下落が続いているが、89円を割れない限り短期で終わりそう。 割れれば85円はターゲットとなるが、介入の噂がちらほら出てくるはず。 利食いもあるが、92円を越えてしまうとあっさり短期筋の円買いが短命に終わる可能性もある。 そうなると、93円辺りから仕切り直しとなるが、新たな材料が必要となり簡単にドル売り一辺倒となるかは不透明となってくるだろう。
2009.9.16日 4:54更新
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