FX予言集 フィリップFXブログ
乱高下もレンジ内
米国統計で非農業部門雇用者数は良かったものの失業率は予想より悪い9.7%でインパクトがあった結果でクロス円を中心に急落となったが、その後の株式市場で政府系住宅金融のフレディーマックが上場維持の基準をクリアーしたとの通知があり大幅上昇したのをきっかけに3連休前の買戻しが活発となり、クロス円が上昇したのに連れユーロドルやポンドドルも急反発となって引けている。 この動きからヘッジファンドなどプロの投資家は、ポジションを傾けてもすぐに手仕舞うような短期売買が中心の取引動向が中心の相場が続いている。 雇用統計前後では乱高下しているが結局ポジションを減少させるために、下がってもすぐまた戻ってくるような動きでなかなか大きなトレンドを強調するような動きが指標発表からは望めない。 テクニカルでの指標、例えばフィボナッチでのドル売りからの変化日(先週の金曜日)などか、予想と大きく逆行するような数値でないと今の相場環境ではトレンドが出てこなく、もしその週内での最高値や最安値を付けてその日が終わろうとも次の日には戻るというレンジ相場が中心の取引では短期トレンドフォローは報われない。 トレンドフォローでも数ヶ月の期間での売買でない限りうまく利益を増やすということは難しい。 短期逆張りはこのところ成功している向きが多く、ダマシより外側にやや離してストップ設定をしておけばうまくいくことが多いようだ。 昨年は、夏以降大きなトレンドフォロー優勢相場であったために今年は逆張り相場が有利なようだ。 ただ10月以降は、懸念である米国株式での投信決済に向けてのポジション取りが出てくる可能性があり、また来年の景気もそろそろ予想されてくる時期でもあるように、今までの流れが変化しやすい時期に差し掛かってくる。 今週金曜日は日経平均がSQ算出日にあたるために、売りの材料には反応しやすくそれが出てくれば乱高下の可能性もあるので気をつけていきたい。
2009.9.7日 5:22更新
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