FX予言集 フィリップFXブログ
G20へ向けて
週明けで衆議院選挙がクローズアップされていた相場だが、バブル懸念がある中国上海株の下落がそのご祝儀相場を覆してしまった。 昨日は新興国株式相場がこの2週間で最大の下げということも相まって、日経平均は高値でこつんと打たれ沈んでしまった。 米国ダウも同じでもう一つのエンジンである新興国が大幅下げとなると、シカゴ購買部景気指数の景気判断の分かれ目となる50に達していても、国内要因だけでは上昇出来ない地合となっている。 クロス円は株価連動から離れかかっており、日本市場で下げてからは上昇に転じている。 とは言っても、夏相場が終わればファンド勢がキャリーでのクロス円買いを復活させるだろうから、それらは再度株価睨みの展開となりそうだ。 ユーロ円が134円の半ばを越えていかない限り軟調推移は免れなく、週前半はクロス円が軟調推移から突っ込み、ストップハンティングの可能性も考えられる、後半はある程度戻すであろう。 まだレンジから抜け出すには、大きな材料が必要ではないか。
オーストラリアの中央銀行は、このところ良い経済指標や商品相場の上昇など景気好転機運が高まっており金利に対するニュアンスが先進国の中では早くも中立と転換している。9月のG20ではドイツのメルヘル首相から出口戦略を話し合うとの見方が出たことで、各国の景気に対するニュアンスから金利動向が読めてくる。 その国の見解からの先行き金利動向で為替相場も動意してくる可能性があり、流れを読むにも重要な会議となりそうだ。
2009.9.1日 11:53更新
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