FX予言集 フィリップFXブログ
ドル安再燃か
昨日の米国でのフィラデルフィア連銀指数が予想のマイナスから大幅に上昇し、景気後退感を払拭しつつある中で、上海総合株価指数の今年2番目の大幅上昇も米国ダウ平均は大幅上昇期待はあるも穏かな上昇で終わりクロス円もレンジ内の取引で閑散だった模様である。 顕著な動きとなるとドル高気味の動きから、ドル売りへ傾いた流れは変化していない様子である。 依然世界的な株価の戻しが限定的となっていることも一因となっている。
米国の景気低迷の一因である住宅問題では、サブプライムからプライムローンへと質が変化している統計が発表されたことで、これから市場は住宅関連指標には神経質となってくるに違いない。 延滞率の問題はほとんどが失業に関連している為に、この辺の指標も引き続き市場は反応しやすくなるだろう。 米国政府は追加の経済対策を準備するのではという臆測があり、ドル安懸念が再燃する火種ともなりかねないので気になるところ。 国内では衆議院選挙、米国では最近動きのきっかけとなる失業率とイベントを数週間後に控えて身動きがとれないところではある。 あるとすればドル安推移での突っ込みが現実的か、クロス円は来月までじりじり堅調といったところであろうか。
2009.8.21日 7:40更新
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