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FX予言集 フィリップFXブログ

利食い千人力

本日の日経新聞に今年の4月時点で円キャリーが昨年より減少しているという記事があったが、既に時は進んでいてもう拡大中である。 昨日ドルインデックスは7週間ぶりに安値となったが、ここ一ヶ月で見ると円安の方が大きく進んでいることを忘れてはならない。 ドル安で隠されやすく、また日本の一般人々はドル円で為替相場を捉えている傾向があるので、その他のクロス円はあまり見ていない。 FX取引をやっている方々はわかっていると思うが、普通は話をしてもちんぷんかんぷんってところだろう。 最近になってテレビの経済報道でもユーロ円の値は示すようになったが、オセアニア円くらいは追加してもおかしくはない、それか円インデックスでも作ったらどうかと思うのだが。 ユーロドルは昨年来高値から安値の半値戻しを達成後になかなか上昇しないでいもどかしい状況が続いている。 1.4300にはオプショントリガーがあり、抜けると1.4330のレジスタンスまではあるだろうか。 欧州や英国と比べて、オーストラリアドルやカナダドルの強さが目立つ。 先ほどオーストラリアドルは対ドルで年初来高値を更新したのは、オーストラリア中銀総裁の経済に対する強気なコメントがサポートとはなったが、将来の資源高や金利差を狙っての需要が旺盛である。 テクニカルでは両通貨ペアー共に過熱感が著しいが、世界的な金融緩和で足りないはずのお金を補充しただけなのにもう余りだしたのか、実際は中国の大規模な経済対策などが世界を巡りだしたのではと勘ぐったりもしたくなる。 
 日本時間に株価はさほど動いていないのに対し、クロス円は高値を追っている。 こういう仕掛けのような動きが散見されると、急落調整となる可能性も大きくなっている。 買い一辺倒で利益を上げている向きもそろそろ一旦注意が必要となる。 利食い千人力はどこでも通用する。 本日は米国でケースシラー住宅価格指数の発表がある。

2009.7.28日 3:29更新

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