FX予言集 フィリップFXブログ
インドに振られただけ
インド株の急上昇の影響で世界的にも株価が上昇し、連れてクロス円の急激な戻しとなったが、影響元のインド株が昨日４％高からマイナス圏に下落するとクロス円も同じ方向に反転している。 ユーロ円は高値が１３１．８０まであり、下は今朝方１２９．７０付近まであった。 段々とレンジが狭まってきそうな雰囲気ではある。 ユーロについては、欧州株が銅価格の上昇に伴う鉱山株がリードする形で4ヶ月ぶりに高値を更新し、日米の後追いは続いている模様でユーロ上昇の背景となっている。 ユーロドルは１．３６７０まで上昇した後はもみあいに転じていて、英国、欧州市場待ちとなっている。 米国では住宅着工件数や許可件数が予想を下回り、欧州から続いた株価上昇の流れを打ち消した結果となった。 結局、この2日間はインド株式の動向に左右された相場となっており、為替のポジションの傾きも大きくはない所以であろう。 今週に入って午後3時から5時くらいまでクロス円が毎日上昇しているが、これは国内投資家からの買いが入っている模様であり薄い中での買いであるため思ったより上昇する場合があるため、買うとしても押し目を待つ方が得策である。 しかし国内投資家も若干だがリスクテイクに動き出しているような感じはしている。
2009.5.20日 5:48更新
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