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FX予言集 フィリップFXブログ

議事録

昨日のFOMCでは、議事録の発表がありFRBの一部のメンバーが追加資産購入の必要性と2009年のリセッションが深刻なものとなると言及した。 更に2009年のGDPは下方修正し、失業率とインフレ率は上方修正となり、将来のインフレを懸念する声も出ていた。 総体的には、景況感への見方は以前とあまり変わりないが、デフレ懸念が後退しているが更なる悪化への予防策は打っておこうということである。 このイベント後にドル売りが若干入り、ドル円は94円前半まで下落した。 このドル売りは、議事録の影響というよりは、欧州首脳の一部からユーロ高容認の声が出たのと原油相場の上昇によるものの方が大きい。 議事録前までは、少しドル売りを自重したに過ぎない。 ドル円の下げは、ユーロドルの上昇からの影響であり、特に円高理由が出ている感じはない。 経済活動への先行き不安感が落ち着いてきたところでのドル安とは言ってはいるが、不安感が高まっていたときは円高であったためにドル安と円安が同時に来るのが筋であろう。 そうなるとクロス円は上向きやすくドル円の下落も限定的となると思うが。 来週日本の貿易収支が発表される、その結果次第で多少の円高の可能性もあるかもしれないが、一時的ではないかと思っている。

2009.5.21日 5:39更新

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