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FX予言集 フィリップFXブログ

続伸ならず

ユーロドルは、1.3720を高値に折り返し1.34-5台での落ち着きどころを探っている展開となっている。 米国のインテル社への欧州委員会からの競争法違反という理由で11億ユーロの支払い命令が下されているのが、ユーロドルの下支えとなるだろう。 ドル円は95円台前半まで下げてはいるが、ユーロドルの反転からしてドル相場での下落理由はなくなり、単に株価軟調によるクロス円での売りに押されての下落となっているので、ここから下は簡単には下げとはいかないのではないか。 クロス円は米国株ダウ平均の下げによるものである。 昨夜米国で発表された小売売上高の減少が株下落理由とされているが、実際はここのところの上げに対する利食いが中心というのが本当のところだろう。 小売関連株は下げてはいるが、それより金融株の下落幅の方が大きく調整局面に入ったと見られる。 訂正相場の中の調整であるから、再度上昇する背景理由を探していくこととなろう。 欧州は米英に遅れて、不良債権処理に伴うバッドバンク構想や利下げなど動きが緩慢であり、それが幸運にも株価次の支えとなる可能性がある。 英国ではもう一段の金融緩和を求める発言も出ているようだが、大きく円高に触れるには金融政策の手詰まり感がもう一歩出てくる経済状況が求められ、まだその段階と読むには早すぎる気がする。 トレンドとしては、クロス円の底値模索とドル売り傾向の度合いを探る展開がしばらく続くだろう。

2009.5.14日 10:42更新

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