FX予言集 フィリップFXブログ
結果発表後にユーロ上昇
欧州ECBは予想通り0.25%の利下げをし、トリシェ総裁がユーロ圏で発行されているカバーボンドと呼ばれる債券を買い取ると発表して金利1%の実質量的緩和入りとなった。 先月トリシェ総裁が来日中に非伝統的な金融政策の導入を考慮していると発言していたが、今回の政策で実現された。 ユーロはその時に一旦下げていて、今回の結果を織り込んでいたために上昇となった。 英国が早々と量的緩和をし0.5%まで金利を引き下げているが、ポンドは1%金利辺りから反転上昇て入ていた。 その動きのタイミングを少し早くしてユーロが反転となったのは学習効果が出たと言えよう。 ユーロドルは1.34台ではもみ合うはずで、200日平均移動線というテクニカルの要因が効いてくるはずだ。 しかし、ファンダメンタルの指標では動きを助長する可能性があるため、ドル売りとなり1.35までの騙し(個人的にはここで一服すると思っている)があり、1.32にかけて調整するのではないかと捉えている。 IMFから新興国へのデータ修正などで上昇したユーロ円は、135円となると過熱感が予想され、それによってのユーロドルへの重さとドル円100円の壁も相まって132-135円での動きが数日あると予想する。 今夜の米国失業率は、先日のADP民間雇用統計である程度織り込んでしまっているために、一方方向に大きく動く事はないのではないか。
2009.5.8日 4:41更新
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