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FX予言集 フィリップFXブログ

ユーロ堅調

スイスの大手銀行クレディスイスの決算で黒字転換となったことを受け、リスク志向上昇と見た向きがドル売りへ傾斜した。 また米国中古住宅販売件数が予想を下回りマイナス3%となったこともドル売りの背景となっている。 ユーロ圏は製造業景気指数の高水準との結果でここのところ売られていたユーロに買戻しが入っている。 米国ダウ平均は、アップルや地銀勢の決算が良く、マイクロソフトの下方修正があったがG7前でもあり多少上昇した程度であった。 また英国では、国債発行が大幅に増えて今年度2200億ドルとなり、2009年度予算を英国の格付けが下げられる恐れがあることを背景にポンド安が進んでいて、本日はポンド円で2円ほど下落となっている。 ドル円は、97円台から96円台後半にかけてのストップハンティングの動きが顕著となり下落したが、その後は97円台にじりじりと値を戻す展開となろう。 今日は各国の株式相場がまちまちとなっていて、またG7前でもありポジション整理中心の相場となる予想をしている。 薄い中で、ユーロドルの1.3270手前までのストップを巻き込んでの上げは、先程のIFOドイツ景気動向指数が良かったためである。 1.3170辺りに変な買いがあるような感じがしているので、押しがあっても1.3200辺りまででしばらくユーロは反転して堅調推移となるかもしれない。 逆にポンドは、小売売り上げが予想以上なのに対し、GDPが悪化であったために下落傾向となっている。 ユーロポンドは、本日だけでも100ポイント以上の上昇が見られる。 ユーロ円は、本日のニューヨーク市場での引けが129円台となれば133円をターゲットに堅調となる可能性が大きいと予想する。 週末はG7が米国で開催されるので、何らかの新味ある対策などが出てくる事も頭の片隅には置いておかなければならないので、ポジションはなるべく持ち越さないようにする方が賢明であろう。

2009.4.24日 5:54更新

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