FX予言集 フィリップFXブログ
ユーロの動きに注目
英国政府は借入金の増大を発表し、ダーリング財務省が先日に引き続きポンド安が輸出企業の救いになるとのコメントがあり、ポンドが急落している。 特に借入金のコメント後は一時間で250ポイント近く大幅下落した。 その後は1.4600で頭を抑えられる展開が続いており、アジア株の堅調さが欧州まで影響を及ぼすようなことがあれば1.4600を捉える可能性があり、そうなれば激しい値動きながらも約200ポイント幅のレンジ内での推移となろう。
米国決算では、ウェールスファーゴの好決算があったが、大手モルガンスタンレーの決算の不調が目立ち金融株全般の軟調さに繋がった。 IMFは2009年が戦後初の世界経済マイナス成長となること予想を発表している。 昨年後半からの2009年世界経済成長率への予想が何度も下方修正されて、前回の0.5%プラスからとうとうマイナス1.8%へと沈んでしまっているのは、更なる下方修正もあり得るとの不安感も台頭している。 それによってクロス円の下げ基調を演出している。 本日は中国株の上昇をきっかけにクロス円が堅調で、ユーロにショートカバーが張り始めておりユーロドルが1.3100を回復するかは注目であろう。 同時にユーロ円の128.80回復はテクニカル上、下落基調に歯止めをかけるポイントと可能性もある。
今夜は、ロンドン時間で欧州ZEW景況感調査指数と鉱工業新規受注指数があり、ユーロの動きに影響を与えそうだ。 また米国では、中古住宅販売件数とマイクロソフトの決算発表がある。
2009.4.23日 4:36更新
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