FX予言集 フィリップFXブログ
次第に膠着へ
日本の株式市場は、中国のGDPを期待した買いが入ったものの発表後に予想を下回るとなって利食いで下落となり、高値から300円ほど下げる場面もあり、結局先日終値とほぼ変わらずで引けた。 それに上昇と下落の銘柄数の指数である騰落指数が134という上昇過熱ゾーンに入っていたために利食いが強くなるのは致し方ない。 中国の国内指標が市場にこれだけ影響しているのでは、先行きの指標結果にも目を向けなければならなくなる。 過去20年ほどで最も低い伸び率となり予想を下回るGDPの結果を受けて、中国では民間投資を促進する政策を決定し、更なる追加景気対策の思惑の出てきているから株価を支える要因となるだろう。 円相場は完全に株価に連動しており、ほぼ日経平均と同じチャート形となっている。 ドル円は日本の株式相場が終わった後、99円を割れて98.60付近まで下げ、JPモルガンチェース銀行の好決算とグーグル決算に対する期待から買われた欧米株式に連れて前日の高値辺りまでの上昇があった。 ここまで関連が強いと為替へのファンダメンタル要素やポジションの傾きが少ないということなので、材料が出なければレンジ取引が続くとみてよいだろう。 但し、ゴールデンウィーク中は日本のみの休みとなるので値が飛び易く、材料次第では円相場が急に荒れ出す事もあり注意が必要だ。
2009.4.17日 10:08更新
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