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FX予言集 フィリップFXブログ

円安、ドル安

G20会議で、オバマ大統領が主軸として積極的に各国への景気悪化への対応を促した事で株式、クロス円と連動して上昇した。 世界経済の回復に向け、約500兆円の財政出動や金融規制の強化策などを盛り込んだ首脳宣言を採択し、国内総生産(GDP)で4%を押し上げる効果があることも明記している。 加えてIMF(国際通貨基金)などを通じた1兆1000億ドル(約110兆円)の融資枠を設けるなど具体的な数値を示し、危機脱却と景気回復に向けた首脳陣の意志を示したことは、大いに意義があった会議として捉えられている。 それを後押しするかのような、各国の政府筋からの、景気が底に近づいたとか、底を打ったとの発言が頻繁に報道されて市場のマインド回復へ繋がっている。 米国雇用統計が予想通り悪化しているのも市場は無視し、株式相場を堅調に保っている。 欧州ECBが利下げ幅を縮小したこともあり、クロス円が目立っている中で共にドル安方向へも動いている。 ドル安へと動かしているのは、新興国の意見も大きく反映させたG20での各国の結束間での景気底打ち期待が背景にある。 北朝鮮のテポドン発射への不安感でのドル円上昇があり、円は安めで推移しているから利食いなどで下落するとすぐまた反発上昇となっている。 昨日のニューヨーク市場では100円台での引けとなっていて、ドル円だけはドルに対しても弱い関係となっている。 円安、ドル安の動きもテクニカルでは過熱感があり、今週は一旦調整の期間があると思うが、それまではドル円の直近のターゲット101.70円までの動きが続きの可能性が大きい。 ダウ平均は8000ドルを回復したが、ここから上の9000ドルまでは下落時に約4か月揉み合っているので一気に上昇とはいかないだろうから、連動しているクロス円はユーロ円が141円ターゲットに近づくと調整が入るのではないだろうか。

2009.4.6日 10:00更新

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