FX予言集 フィリップFXブログ
堅調なクロス円
G20でのオバマ大統領がGMらに対しての意見が破産法の憶測を呼ぶなど、薄いマーケットの中、円相場は乱高下をしている。 この件の米国政府からの発言を並べてみると、破産法の適用をある程度市場に織り込みに行かせている節があり、それでも戻り相場で上昇の足かせにならないのは政府としては幸運である。 それを払拭するかのように、連日ガイトナー財務長官からの対策提案がなされていて、迅速な動きに対する評価は株式市場にとっては好感されているようだ。 クロス円の堅調さを見ていると、結局月曜日の下げは良い押し目機会となってようだ。 またG20の中で、麻生総理がドイツの財政出動に関して批判していることに対し、欧州ECBトリシェ総裁やドイツのメルケル首相が各国の協調体制は重要だとしている事から、欧州側が態度を緩和させているような感もあって、今後金融緩和及び財政支出への期待感が強まっており、そのことも株価の上昇を支えているのではないか。 本日は米国時価会計の事もあり、ダウ先物が80ポイント程上昇しており、アジア株や欧州、英国株も大幅上昇となっていて、クロス円の上昇理由となっている。
午後8時45分の欧州ECB理事会で0.5%の利下げが予想されていて、市場は既に織り込んではいる事から、発表後にユーロ円の買いが入れば133円台を目指して上昇していくものと予想している。
2009.4.2日 4:58更新
固定ページ
アーカイブ
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月