FX予言集 フィリップFXブログ
調整売り
昨日のダウ平均は、利食いで始まり高値近辺まで上昇したが午後に入ってまた下げて安値引けの７６６０ドルの１１５ドル安で終了した。 ７８００ドルをトライする動きが２度ほどあったが利食いの強さに落とされた、連動しているクロス円はその前から利食いにあっていて、本日も調整局面が続いている。 特にユーロ円の下落が大きく、来週のECB金利政策委員会での利下げを織り込みにいくような動きが始まっている。 イングランド中央銀行のキング総裁は英国の２月物価指数上昇を気にしているようで、コメントがポンド安に原因があるということでユーロポンドの下落に火がついたようだった。 更に、しばらく見守るであろう量的緩和策がうまくいけば、早めにそのプログラムを縮小する可能性があると言及したこともポンドを支えている模様。 上昇基調の中でスピード調整となったユーロ円は１３４．４５付近からの下落で１日で３００ポイントも落とされている。 １３０－１３１円台は上抜け前の高値であるからサポートされるであろうか。 ユーロドルが利下げをバックに売られればドル円が堅調となる可能性があり、ドル円の下値も限定的となる。 株式相場の上昇基調はまだしばらくありそうで、ユーロとドル円など別々で動いていてはいるが、結局クロス円も連動して堅調基調は続くのではないか。
2009.3.25日 5:45更新
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