FX予言集 フィリップFXブログ
クロス円は株に引っ張られている
ユーロ円が引っ張る相場で134円台半ばまで上昇した後は、さすがにテクニカルターゲット達成したのか利食い選考となっている。 ポンド円は145.05付近の高値から1円ほどしか落ちないが、これはユーロポンドの巻き返しによるもので利食いが旺盛となるだろう。 ドル円が98円台半ばまで上昇したのは期末要因があるのか、薄い相場の中での上昇と捉えていて、利食いは96円まであるのではないか。 クロス円の上昇は、株価に支えられている感が強く、しばらくは株価次第となるだろう。
昨日のガイトナー米国財務長官の不良債権買い取り発表は民間も含めて歓迎されている。 それには、民間側からの旺盛な需要があるためだと言われていて、景気下支えとしてはきっかけの一つになるであろう。 米国中古住宅販売は、前月比5%プラスとなり6年ぶりの大幅な伸びを見せている。 差し押さえ住宅が急増し、それらが安く売られたのと8000ドルの税控除が購入のタイミングと合いまったようである。 さすがにここまで下がると第一陣であろう買い手が出てくるのは、景況感を支える上で先行きの需要も期待できるだろう。
これらの理由で上昇したダウ平均を見ると、さすがにショートに振っていた投資家が買い戻しの必要性に迫られたのは久しぶりであろうか。 日本でも順大型株の多くは信用売りの方が多い状態となっていて、踏み上げ相場となる感じが出てきた。 米国ダウ平均は、しかしながら7800ドル付近に強い抵抗線があるために7900ドルまでストップを巻き込んで上昇すれば売り圧力を弱められるのではないか。 細かく言えば、シティやゴールドマンサックスなどの金融株を注視しておきたい。
2009.3.24日 7:47更新
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