FX予言集 フィリップFXブログ
今週はレンジのオッズが高い
金曜日に利食いで大きく下げたダウ平均で、ドル高へ戻っていった。 ドル円は９６円台、ユーロ円は１３０円台からのストップの買いがユーロドルを下支えし１．３５台までで下は限定的であった。 先週は原油高の影響もあり意外とユーロの強さが目に付く展開が続いている。 ユーロポンドはターゲットの０．９５の手前まで上昇し上抜けしそうな気配まで出ている。 今週は、ダウ平均が久しぶりの２週連続の陽線であったので、相場好転のきっかけになる３週連続を狙っている向きも感じられる。 為替は、材料がなければ一週間の中で上げ下げのレンジとなりそうである。 円は、ユーロ円が１３１円を越えてきたことで売りをこなしながら上昇トレンドを強めていくのではないか。 ドル円はそれが支えとなり、ユーロドルの１．４台がなければ９５円台を底に堅調となるだろう。 ポンド円が１４５円台のターゲット設定、ユーロ円は１３４円台のターゲットとなる予想。 ユーロ中心相場であるので、火曜日発表の欧州圏鉱工業生産や水曜日のドイツIFO景気動向指数は気になるし、結果次第では上に振れる可能性もある。 ドル関係では、引き続き米国債券相場の動きに注意が必要で、相場に影響しそうな指標では水曜日に発表される米国新築住宅販売件数には注目しておきたい。
2009.3.23日 7:05更新
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