FX予言集 フィリップFXブログ
為替は落ち着いた動き
今週は米国の経済指標が少なく、日本での指標が多い今週は円相場は調整になるのではなりそうだ。 昨日は欧米首脳からのコメントが多く、ほぼそれに影響を受けての為替動向となっている。 欧州ではトリシェ総裁が金利に対して中立な発言なのに対し、ドイツ連銀総裁のウィーバーは今後1-2年間はインフレは安定水準以下での推移だが、それ以降は長期的にインフレリスクの可能性が高くこれに対しては金利水準引き上げで対抗していく必要があると述べた。 これを受けてユーロ相場が急上昇して、ここ2週間では高値水準まで上げた。 また米国ではバーナンキFRB議長やフランク米国下院金融委員長が時価会計ルールの見直しに言及し、シティバンクの1-2月期の好結果と相まってダウ平均株価の上昇を促している。 先週の米国雇用統計後に若干ドル高是正に振れていた相場も今は落ち着いてきており、ドル高円安基調も調整なしではすんなりとはいかないようだ。 今トレンドが出ているのはポンド安、英国中央銀行サイドから金融緩和を強調しているために大きく売られている。 また金融機関の資本増強が急となっており、金利を低め誘導してまず金融機関の救済しようとしている不安な現実を背景に、下値でのオプションやストップ観測などが投資家には売りの格好の材料となる。
2009.3.11日 5:20更新
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