FX予言集 フィリップFXブログ
日本の経済指標ウィーク
米国雇用統計前に売られていたドルは、結果の悪さからの株価への影響が限定的だったこともあり、指標発表後に買い戻された。 というか、売っていた人たちが買い戻したというのが本当の理由ではないか、結局はこれを材料にして売り買いしただけの展開で終わった。 こういう場合は逆張りが功を奏するが、ドル円が96,70を割れた時には下の展開も予想されただけに難しい相場であったが、だましを少し入れての戻しとなっている。
本日は今週続々発表される日本の経済指標に対しての円売り基調で始まっている。 まず明日火曜日は工作機械受注と景気先行指数、水曜日に機械受注、木曜日はGDPと金曜日に鉱工業生産指数と連日悪い結果を予想しての指標発表となる。 それに加わり、民主党小沢代表辞任の可能性が高まり自民党に変わる政権がなくなりつつあり、共倒れとなるような政治への不信感が台頭しての円売りが続いていきそうだ。 また3月に入り、米国へのリパトリは多少落ち着いてきたようでテクニカルから調整局面に入ってきてもおかしくない。 もし調整から一歩踏み出すとすれば、先週調整していたクロス円がドル円の100円越えをきっかけに高値更新に繋がる可能性が大きいが、200日線の抵抗線があるので100円越えは一瞬の可能性もあるので気をつけたい。 その場合はポンド円142円台、ユーロ円127円台も見られるかもしれないが、新たな円売り材料が出なければどちらかと言うと、ドル円は100円を手前にして調整し徐々に下値固めする可能性の方が大きいと見ている。
2009.3.9日 5:51更新
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