FX予言集 フィリップFXブログ
調整は続くか
欧州と英国の予想通りの0.5%利下げを受けて、発表直後は両通貨とも下落となったが、米国雇用統計を控えてのドル売り調整で、ニューヨーク市場では上昇に転じた。 さすがに連日上昇していたドルもイベントを節にして利食い先行といったところであろうか。 本日もドルロングのファンド勢が一気に売りに回り、下落幅を大きくしている。 ドル円は100円手前で止められてから、2日で約250ポイントほど落とされて安値は97.20辺りまであった。 ターゲットを越えて上昇していたために、94円までの調整が93円台まで下がるかもしれない。 もしくは短期の調整で終わり今夜の雇用統計で再度の上昇に転じるならば、上値は100円では終わらないであろう。 ドルスイスが早々とドル売りに転じていて先走りしているところを見ると、この通貨の動きにはチェックが必要だ。 ドル円で言えば、テクニカル上97円をしっかり下回って96、70を割れてくれば売りとなりそうだが、雇用統計待ちとなる。
2009.3.6日 6:00更新
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