FX予言集 フィリップFXブログ
ショートカバー
昨日の2月の米国ADP雇用報告では、民間部門の雇用者数が約70万人減少し、統計開始以来で最大の落ち込みとなった。 今夜の米国雇用統計指数に影響が大きいとされているために、一段の悪化となるか懸念されている。 それに反して、欧米の平均株価が上昇しているのは、中国の追加景気対策への期待と市場ではみているらしいが、それが理由となるのは理に叶っていないような感じがする。 最終消費場が欧米であるのに、商品加工国からの流れで上昇するはずはないはずで、単なるショートカバーにすぎないと思っている。 株価を上昇させるために、新興国の手を借りるようにすり替えていくのは市場の得意とするところだから、これに騙されたくはない。 為替は株価とは連動から離れてしまっているから、景気動向などのファンダメンタルは金利以外はあまり関係ないかもしれないが。
オーストラリアの利下げ予想から、引き下げ見送りとなりその影響でかユーロとポンドが買い戻されている。 最初からショートカバーが入り易いタイミングだったので、利下げをしていても同じ動きをしていただろう。 今夜の欧州ECBと英国BOEは0.5%利下げをすると予想されている。 そこまでは相場は織り込んでいて、前回の利下げ後に戻していることを先取りしての上昇となっている。 利下げ後はまだ買われるとの見方が多いようだが、そうは思えない。
2009.3.5日 5:32更新
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