FX予言集 フィリップFXブログ
明日の指標
昨日にも調整があると思っていた円通貨だが、ドル円だけは妙に強い基調を保ったまま上昇している。 米国中古住宅販売の落ち込みで、ドル買いがあり欧州通貨の下落となるもドル円の買いで利食い売りをこなして買いが強く入る展開は続いているようだ。 明日は、日本の失業率や鉱工業生産、小売販売額などの指標が集中して発表されるために弱い統計結果を材料に円売りに弾みがつく可能性もある。 テクニカルではスピード調整の可能性が大きいタイミングなので、明日の指標でドル円が９９円まであれば高値から３円ほどは落とされてもおかしくはない。 １００円に近づくと節目として狙われる可能性があるが、さすがにこのまま馬なりで１００円を突破するとは思えない。 ただ心理的には、円買いを仕込んでいた向きが買いたい欲求に駆られるところではあるし、買い方としては１００円乗せをやってから落ち着きたいのはわかるが、非常に難しい局面ではある。 今週はニューヨーク市場であまり動意が見られないので、とにかく明日の指標待ちだろうか。
2009.2.26日 2:17更新
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