English

  • FX
  • FX予言集

FX予言集 フィリップFXブログ

次は雇用不安

米国金融大手のシティーグループが、全体の15%にあたる52000人を削減すると発表して雇用不安からダウ平均が売られた。 円相場はあまり反応していないが、国内のスズキやマツダなどの大手自動車会社、それに昨日のキリンホールディングスの豪大手飲料メーカー買収などで円相場を支えているにしては、上値が重すぎる感じだ。 クロス円はどうもユーロ円に連れて動いているようだから、欧州へのM&Aなどがあると上昇傾向となりそうである。 金融市場は金融業界での人員削減から、今度は自動車業界ビッグスリーの雇用不安もあって不安感が増している。 ビッグスリーは25万人の雇用があり、下請けなどの間接的な雇用が400万人以上もあると言われており、民主党の250億ドルの自動車業界救済案を共和党側が同意するかが、直近の課題となっている。 
 チャート上でユーロドル、ユーロ円と両通貨ペアー共に持ち合いの形ができており、今週に抵抗線がどちらかに破られそうで、急激に動意づくことも考えられ注意が必要となる。 ポンドドルは、今週の英国中銀議事録が控えているためにショートカバーが入りやすく、昨日は底値から300ポイントほどの上昇があり目立っていた。 ユーロポンドが、先週から急上昇していたため利食い旺盛の相場となった。 1.4000付近は、1986年以降の安値であり、ここから下がるのも相当な抵抗があるので簡単ではないだろう。 ちなみにその近年の安値は、1985年の1.0361があるがまだまだ程遠い。
21日平均移動腺が来週にも1.55を割り込みそうで、来週にかけて上昇すれば、このラインを意識した展開が見られそうだ。 ポンド円も連れて上昇すれば、来週にも150円台がターゲットとなってくるだろう。 下落があっても、ポンドドルの1.4の抵抗で支えられて、ポンド円の140円と共にトレンドの指標ラインとなるだろう。

2008.11.18日 4:21更新

固定ページ

アーカイブ

 

 

お知らせ

 

フィリップFX

お問い合わせ先
call 0120-883-308

フィリップFXはフィリップMT5へのサービス変更に伴い 6月1日より新規口座開設を停止しております。
近日中にフィリップMT5の口座開設に変更となりますので今しばらくお待ちください。

TOKYO PRO Marketといえばフィリップ証券