FX予言集 フィリップFXブログ
欧、英の住宅バブルは深刻
欧州中銀ECBの利下げ幅は0.5%に留まり、予想通りではあったが、0.75%の期待もあっただけに、ユーロへの失望売りに繋がった。 一方、英国中銀のBOEは、予想外の1.5%という大幅利下げで、一瞬ポンド買いを誘ったが、高金利通貨としての魅力がなくなったとの見方から、徐々に値を下げてここ一週間の安値を更新し、今朝は1.55台で推移している。 今年の最安値である、1.5270を狙う動きが出てきそうだ。 結局、利下げ幅に関係なく下げることになっていたのだろうか。 米国以上と推測される、欧州と英国の住宅価格バブルでの景気低迷の深刻さが如実になって出てくるのは、これからである。
米国は、10月の小売売上高が大きく落ち込んだことから、景気悪化の不安が台頭し、ダウ平均は443ドル安と、二日連続の大幅下落で引けた。 世界的な景気悪化懸念で、原油も大幅に下げているのは、一般市民にとっては良いことである。
クロス円が再度下げ始めているが、ポイントはユーロ円の122.30付近の抵抗線である。 このレベルは、安値の113円台から高値の131円の半値戻しであり、ここを切れるとめったにないダブルトップを形成してしまうので、下値に突っ込み易く、また戻りの上値も非常に重くなってくるから、要注目である。 今夜の米国失業率に向けて、このレベルを意識しての攻防が見られるだろう。
2008.11.7日 8:42更新
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