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FX予言集 フィリップFXブログ

下地は出来ていた

民主党のオバマ氏が初の黒人系大統領として、米国に誕生した。 この10年ほどで、ゴルフの最強ゴルファーとしてタイガーウッズが脚光を浴び、そして連続ドラマ24が世界中で人気を博して、その一作目からの大統領は黒人であった。 これらの影響が市民にもあったであろうか、黒人大統領を受け入れる準備が米国民にちゃんとあったのが大きかったのではないか。 さて、民主党が政権を奪回したことでの為替はどうなるのかが注目となる。 歴史的に言えば、共和党は強いアメリカを掲げ、対外政策に強気で戦争も厭わなく、通貨ドルにたいしても同じ姿勢で臨む傾向があります。 一方、民主党は国民主体での政策が多く対外的には保守的ですから、貿易や軍事ではなるべく国内の富を優先するので、守りに入り易い傾向です。 基本的には、両政党の経済への違点はないということになっていますが、ここ数十年内では傾向が現れてきたような気がします。 ということで、共和党は強いドルで民主党はどちらかというとドル安気味でしょうか。 しかし、オバマ大統領がドルに対してどういうスタンスかというのは、これから選ばれる財務長官の考えにかかっているでしょうから、注目です。 去年までの超ドル安からの反省やユーロの台頭に大しての考えが、これからの政策にも影響していくことでしょう。 基本的には、クリントンの政策と似ているようですから、そうなれば輸出企業をより儲けさせるとなるとドル安で、中国の為替政策に対しての批判も強いものとなりそうです。 とりあえず、新政権は来年早々ですのでまだ時間があり、研究の余地ありです。 
 為替相場は、クロス円中心の下げに対する調整がまだまだ続いていますが、もしまた下げるとなると上値の重さを見極めていきますから、それらはユーロ円の130円上、ドル円100から上などになりそうです。 ここのレベルを抜けていけば、相場展開が変わっていくかもしれません。 昨日はダウ平均が引けにかけて大幅に下がり、前日の大統領選挙前の買いを全て吐き出してしまいました。 今度はクロス円の下値の堅さを確かめる展開でしょうか、さて東京市場がスタートです。

2008.11.6日 8:23更新

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