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FX予言集 フィリップFXブログ

欧州が主導?

各国政府の対策でのマインド好転の狙いも、各国指標や、AIGへの救済額増加、不動産焦げ付きでの金融機関の決算悪化等が足を引っ張り、なかなか市場は落ち着かない状況である。 今週末の金融サミットでの期待が少しはあるものの、株高や円安に振れても限界がある。 サミットでの今回のテーマは、欧州主導での金融システム再構築となりそうだ。 以前、アジア危機の時に今回と同じようなヘッジファンド規制を作っていて、それに反対した欧州が今回は自分達に飛び火して、やっと納得している経過がある。 米国は依然として反対しているが、ここまで大きな問題元である国が反対しても受け入れてもらえるのは、厳しい状況だ。 IMFに対しても新しいシステムが必要なようで、これも議論されそう。 大枠はこの辺だと思うが、米国は時価会計まで話を持ち込む可能性があり、そこまでいくと市場は大きく下向きとなるだろう。 あまり、規制を大きなものにすれば、市場はそれに反発していくように思える。 今回は、サルコジ仏大統領のパフォーマンスに流されず、証券商品に対しての法規制があるほうがいいと思うのだが。 ただ、金融システムに対しての大きな合意がなされるかもしれない、それも米国次第のような気がするがどうだろう。 ドル円の上値が切り下がり始めていて、上値の重さをひしひしと感じる。
サミットの合意がうまくなされない場合は、週明けに再度円高に振れやすい展開となろう。
その場合は、まずは、93円をターゲットに仕掛けてくる可能性もあるので、保有ポジションは少なめにしておこう。

2008.11.11日 5:50更新

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