FX予言集 フィリップFXブログ
しばらくは大きな幅でのレンジか
米国ダウの下値不安を述べたとたんの戻りは正直驚いた。 月曜日の上値の重さから、調整もまだ後かと思っていたが、FOMCでの利下げを見極めたいのか、買戻しに急変となった一日であった。 更に日銀が利下げ検討との噂も相まって、円売りが旺盛となり、売り方の買戻しで終始した。 円相場は動きが大きく約1時間で500ポイントほど動いてしまうクロス円もあり、リスクが非常に大きいままだ。 99円より上は、輸出勢の売りが散見されているようで、動きによっては指値を変更するようだが、上げが遅いとなると上値の重さ確認で、また下げ始める可能性も視野においておこう。 昨日は、米国ケースシラー住宅価格が前月比1%の下げ、前年比では16.6%の下げになって、まだ下げは続きそうだ。 日本のバブル崩壊後と違って、その結果がわかっているだけに各国政府は政策を相次いでうち出している。 株式相場も半値以下となってある程度織り込んではいると言われているが、日本は日経平均38000円台の高値から約2年での約14000円まで、約68%も下がった。 ダウ平均は高値14100ドル付近で68%下げは、4500ドルくらいになる。 そこまで下がるとは言わないが、政策の遅れがあると住宅価格次第では6000ドル割れがあるかもしれない。 株式に連れて円通貨が戻ったからといっても、まだ安心は出来ない。 そうならないためにも、新興国や日本も含め市場マインドを持ち上げる為に利下げを積極的に行うべきであるのではないか。
2008.10.29日 10:43更新
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