FX予言集 フィリップFXブログ
そろそろ戻しに気をつけよう
昨日は、ドル円96円割れが一瞬あったが、さすがの突っ込み後の買戻しで９８円台まで戻した。 安値の９５．８０を割り込むことがあるかと思ったが、そうは簡単にはいかず数分で９６．５０付近まで値を戻している。 この辺では、売り仕掛けが入ったようだが、失敗である。 米国ダウ平均が引け一時間で、前日比マイナス250ドルからプラス１７０ドルまで一気に上昇した。 これも売り方のショートカバーであるから、相場が薄い証拠だ。 そして株式市場が引けてから、売られていた欧州通貨に買戻しが入りクロス円ともども大幅に上昇した。 しかし、その反動か東京市場に入りユーロ円などは高値から２５０ポイントも約3時間で下げている、相場は非常に薄くプライスもワイドになったままである。 主要通貨ペアー、例えばユーロ円であれば一日で１００－１５０ポイントのレンジが適当であるが、このところは毎日３００－５００ポイントも動いている。 売り買いのプライスもレンジ幅と同様に２－３倍にキープされて当たり前の相場となっている。 指標後などは、通常の５－１０倍のスプレッドになることもあるので、ヘッジしているディーラーにとってはきつい日々が続いている。
ユーロ円が122円台と一段の下押しとなっていて、他の主要通貨ペアーも安値更新の動きとなっている。 今週はこれらを売りっぱなしで、投げの感じが出ているから、早晩調整となるだろう。 来週は、戻しに気をつけたい。
2008.10.24日 12:16更新
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