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FX予言集 フィリップFXブログ

追加刺激策の可能性を示唆

バーナンキ議長の議会証言の内容は、金利に関しては直接言及がなく、代わりに追加の財政支出の可能性は示唆していた。 しきりに景気減速の長期化の恐れを指摘していたのが気になった。 ダウは追加財政出動の言及から、大きく買われて9000ドルを回復したが、いつもとは違って、為替は若干のドル買いとなったもののクロス円を持ち上げることはなかった。 これは、クロス円の実需給が乏しくなったものと判断されてもよいのと、米国時間でのドル中心の動きに左右されたのが原因である。 その中でもユーロ円のチャートは正確に機能しており、138.50近辺の高値でしっかり止められ、また現在の135円台に戻っているのは、投機的な実需の減少を表しているのではないだろうか。 そうでなければ、昨日のダウ平均の大幅な上げを理由付けにして139円台までのだましをやっていてもおかしくはなかった。 ドル円も102円後半からの輸出の売りが頭を抑えているので簡単に戻しとはならないが、日経平均が戻しのターゲットである10200円を達成すれば、103円越えで一段高の可能性が出てくる。 但し、バーナンキ議長が言及しているように景気減速が長期化する恐れがあり、これからの指標が悪化してくるであろうから、戻りは売りで対処しても良い気がするが。  本日の東京市場では、ある程度のユーロ円の実需売りが出ているようだ。
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2008.10.21日 10:10更新

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