FX予言集 フィリップFXブログ
乱高下は続くだろう
米国ダウの大幅の下落で、ロンドンにも飛び火し両国の株価は史上最大の下げとなってしまいました。 750億ドルもの公的資金導入も、制限が付いての可決となり、公的資金の実際の動きも不良債権が発覚し、確定してからの支出となるので、実際経済の救いとなるのも遅れが出てくると思われ、市場にとっては通常の季節要因も重なり売りが売りを呼ぶような突っ込み易い相場環境となってしまったようです。ダウは800ドル強の下げから半値戻しがあったものの、今夜で昨日の高値を奪回しないと、市場の下値探りはしばらく続くことでしょう。 そうなれば為替もまだ乱高下が続くと思われます。 もし株価が昨日の高値を奪回すれば、戻り限定ながらもクロス円の大幅下げに対する調整の買い場となるでしょうから、全ては米国市場次第となりそうです。 ファンダメンタルで下げを煽り、テクニカルで底値確認となるのか、微妙な状況です。 しかし、ファンダメンタルから言うと、欧州や英国の金融機関のサブプライム関連商品は米国のそれより多いことから、これらの地域での破綻の恐れが控えているので、簡単には戻しとはなりそうにもありません。
テクニカルの買戻しとなるのか、ファンダメンタルでの突っ込みとなるのかの戦いはしばらく続きそうです。
2008.10.7日 6:48更新
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