FX予言集 フィリップFXブログ
まだまだ簡単ではない
ここ１，２週間のFRBや米国政府の大型ドル資金供給、各国とのスワップ協定、破綻したリーマンへの野村グループの介入やモルガンスタンレーへの三菱UFJのサポートなどなど、各国先進国は、サブプライム問題の拡大の火消しに躍起になっているのは、将来のFRBや米国との暗黙の確約と、米国だけでは火消しが出来ない救済以来の意味が大きいだろう。 ここまで米国が次々と策を打っているのは、不安の裏返しで今回のケースシラー住宅価格は順調に下落基調に乗っていて、消費者の財布の紐をどんどん締め付けるに違いない。
株価は、ここで安値を切るか戻るかの狭間で乱高下となるだろう。 安値を抜ければ、
明るい未来は先伸びとならざるを得ない。 ドルと他通貨の関係も、ドル高が一段落すればそれの調整で下落となるが、商品相場の下落は避けられず、それとの兼ね合いでクロス円の下げトレンドの再燃となる可能性が大きい。 しばらくは、米国政府の出方と各国の自国経済の防衛の動きから目を離せなくなるだろう。
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2008.9.25日 9:07更新
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