FX予言集 フィリップFXブログ
リーマンからの悪影響が不安
リーマン破綻で大きく売られたドルや米国株式は、これから世界中の金融機関への影響は同じく大きなものになるだろう。 アジアを始め、一日一巡するまで各国の株式中心に軟調な展開は、短期のドル売りをやむなくされようが、世界に飛び火するのでクロス円が売られやすく、ドル安よりもひきつづき円高が強調される。 リーマンの総負債は60兆以上にも及ぶが、オペレーション部門は大手金融機関へ移される可能性があっても、相当額の負債が世界中の金融機関の保有エクスポージャーの負債となり、経営や融資縮小の動きに影響を与えるだろう。 それで、益々経済は停滞を余儀なくされ、金利は下げ方向、商品価格は下落の動きを強めるのではないか。 米国内では、リーマン後にAIGも危険信号がともっており、これからの金融機関の決算結果が米国経済のマインドをどんどん萎縮していくのは間違いない。 米国ダウは8000ドルを目指して下落、まだまだ地銀の破綻や負債増加は避けられない。 昨日はブラックマンデーではなく、またセリングクライマックスでもない、下落の始まりの一歩に過ぎないだろう。 引き続き、米国内の大手金融機関の動向と米国ダウ平均には注目が必要だ。 欧州通貨はクロス円の下落で引っ張られていたが、今は下落も一服している。 これから、欧州金融機関の経営危機も米国に続いて出てくる可能性があるため、その辺の動きに左右されそうだ。
2008.9.16日 5:45更新
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