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FX予言集 フィリップFXブログ

流れには逆らうな!

リーマンブラザーズの決算後にドル売りが限定的となり、欧州通貨に売りが及んだ。 世界景気減速懸念が避難のドル買いを生んでいる。 今は、米国発端のサブプライム問題がディリバティブ投資の拡大によって、世界中に一気に波及している。 米国は自国で政策を売っていて、金利の引き下げから公的資金投入まで果敢に政策を機動的に発表しているが、他の国々はタイミングがずれて、米国株価の下落や消費の落ち込みが経済への影響を及ぼすのか見極めてからの金融政策に入っていくので、米国より遅れてくる。 そのタイミングの差が最初はドル安で、現在はドル高となっている所以であろう。 日本の金利は既に最低レベルであり、これ以上の引き下げは困難である事と、それに比べて今までの金利が高かった先進諸国が引き下げの流れであれば、当然円高基調となるのは当然の成り行きで、まだこれが始まったばかりというのが恐ろしい。 これからは、スワップ取りの妙味は世界の景気が落ち着くまではリスクが高いままだ。 ユーロドルは今朝方1.4の大台を割り込んで軟調さが続いていて、ユーロ円が150.00のオプショントリガーをつけテクニカルでの上値の重さがあり、ユーロは全体に軟調気配が続くだろう。 ユーロドルの直近ターゲットは1.3820付近である。 ポンドドルは深くて、1.71台前半が次なるターゲットとなる。 欧州通貨は下げすぎの指標がよく出ているが、チャートだけでは判断出来ない動きをするのが相場の常で、こういうときには流れには逆らわない方がいい。 底をつけるタイミングだけは、誰にもわからない。

2008.9.11日 10:46更新

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