FX予言集 フィリップFXブログ
国民にとっては痛い話だ
GSEの2つの住宅金融機関を公的資金によってまかなう、と米国政府が発表したことで、市場はクロス円の大幅な戻しからスタートした。 ここまで戻ると、相場は振れ易く売り買いのプライスも世界中で拡大となっている。 特にポンドは動き出すと対ドルで10-30ポイント、対円では15-40ポイント幅となって、市場の動揺を写しているようだ。 今回の発表で、GSEの債券や株をもっていた世界中の金融機関が救われたので、日本を始め、各先進国の金融機関の株価が上昇していきそうだ。 米国内での公的資金に対する国民の同意が得られるかが、これからの議論になっていくだろう。 今回の決定は、日本のバブル後の住専破綻で税金を投入したことと重なり合う。 その後、日本は国民からの税金をそれに回すかわりに、低金利で長い間推移しなければならなく、平均株価も下落トレントが長期にわたってしまった。 米国もこれからは、金利を上げることは出来ず、財政赤字を巨大化させることで景気後退を抑えなければならないことを考えると、先行きは暗いのではないか。 近い将来再度ドル安の流れがやってくるに違いない。
2008.9.8日 12:28更新
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