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FX予言集 フィリップFXブログ

基調は続く

基本的な米国景気状況を、ADP雇用統計で悪化という流れを示したところからの株式への失望売りとクロス円売りに傾倒して、クロス円は各通貨の下にあった、ストップロスをどんどん付けながら、更に買い方の投げまで絡んで大幅下落し、セリングクライマックスと思わせるような下げパターンを演じている。 薄い米国市場での下落に連れて、早朝のシドニー時間で突っ込み、東京時間で戻しに掛かっているが、前回のドル円96円の底をつけたようには簡単には買わしてくれないのではないか。 世界の株価が下落している間は、クロス円は売りに見舞われやすくなる。 今夜の米国雇用統計は、悪い結果をADP統計で昨日既に織り込んでいるため、予想通りだとクロス円は一旦戻しになるだろう。 しかし、予想外の悪い結果でダウ平均も下落するようだと、またじりじり底を攻めて買い方には恐怖感を与えるような動きとならざるを得ない。 その中での見極めとなるが、ダウ平均の戻しがあれば、その時に今日の高値を抜けて初めて調整買いが入ってくるだろう。 ある程度戻しを確信してからの買いではないと、この幅の大きい相場では証拠金が仇になりやすく近いストップロス設定は付き易いので注意していただきたい。 米国経済は、今まで以上に減速からマイナス成長へとなるパターンを予想しているし、ダウ平均も10000ドル割れくらいまで下がらないと、上昇トレンドは描けないのではないであろうか、その時に原油が80-90ドルであれば回復は早くなるだろう。 世界の食糧や商品価格がある程度下がるのを、皮肉だが米国経済の下落がサポートしてくれれば少しずつ世界の経済も落ち着いてくるだろう。 それまでは、世界株式は下落基調が続くのが基本線ではないだろうか。

2008.9.5日 4:44更新

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