FX予言集 フィリップFXブログ
抜ければ速攻で追い風20メートル
今回は本格的にレンジを抜けドル安相場と急変している。 まず簡単に戻る相場ではないのは、揉み合い相場直後で商品相場の高値をどんどん更新していて、利下げの言及からドル売り要因が一気に持ち合い相場を崩してしまった事から背景がはっきりしている。 ここ2ヶ月ほど、下がれば戻しの相場展開で逆張りのポジションが膨らんでしまったようでここから下げると投売り一辺倒に成りかねないので注意が必要だ。 さすがに103円を切れてどんどん下がっていくのは、テクニカル上難しいが、この流れの感じでは可能性がないとは言えない。 101、80-90までの下げは見ておく必要があり、クロス円もドル円に連れて下がっていくであろう。 戻すとすれば、商品相場の利食いがある程度出るタイミング時だが、ここから先のレベルを当てるのは難解だ。 一旦103.50と103.00はサポートラインとして見てもいいだろう。 ユーロドルは1.5350付近がとりあえずターゲットだが、突っ込み得意通貨の真骨頂発揮で、1.57くらいがあるのかは見ものである。
今の米国の状況は昨年の7-8月に似ている。 商品相場の高値更新が相次ぎ、サブプライム問題で住宅価格や着工率が下落していて、ドル安と株安が同時に進行した。 その時はドル円が124円から111円台まで下げた。 今回はそこまでの下げ幅は見込めないと思うが、日銀の介入は積みあがった外貨をどうするか、政府が議論しているくらいであるから、実行は不可能に近い。 ないとは思うがもしあるとすれば、利下げしかないのではなかろうか。 米国は日本のバブル崩壊の二の舞にならないように、先にどんどん利下げをしてきている。 それがどのような結果を生むかはまだわからないが、市場が如実に表現してくれるであろう。
2008.2.29日 6:43更新
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