FX予言集 フィリップFXブログ
欧州の利下げはいつなのか
昨日はＢＯＥの０．２５％利下げで一旦買われたポンドも、ユーロの下げと先行きの金利緩和を目論んでの売りが優勢となっている。 Ｇ７前でのユーロ高に懸念があり、またユーロドルは、テクニカルでの三尊天井、またはトリプルトップで天井を示唆するような形をなっており、現在１．４４００に抵抗線があり、これを破って下がっていくと次の１．４３００割れ（トリプルトップ完成形）の可能性が大きくなってくる。 ユーロ円の１５２．００割れのトライと合わせて下へ突っ込む形になりつつある。 Ｇ７前なので、さすがに下がっても１．４４割れである程度は戻すであろうが、来週にかけて下げを予想しておきたい。 ポンドも連れて落ちるが、ユーロほどは下げないであろう。 欧州通貨が落ちると、ドル円上昇してもまだ来期にかけての輸出の売り玉が上げを鈍らせるだろうから、クロス円は下げる可能性が大きい。 この可能性が覆されるのは、米国株の立ち直りの時となるであろう。
2008.2.8日 5:06更新
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