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FX予言集 フィリップFXブログ

ポンドではなく、ユーロ売り。

本日は、ロンドン市場に入ってからRBS銀行(ロイヤルバンクオブスコットランド)の資本不足などで、ポンドドルが急落しているが、本当はドルの買い戻しでユーロドルの売りが中心の相場展開である。 ドル円も107円を越えて50の上にあるストップをつけて上伸している。 今夜のNYK市場での助けを借りて、ドル円108.00 ユーロドル1.4630 ポンドドル1.9630から外側にある市場のストップロス狙いとなりやすい。 しかし、一旦付けたら半値戻しまではあるだろうか。  ユーロポンドが先週から乱高下するので、ユーロドルとポンドドルのポジションを作るタイミングが難しい。特徴でいうと、この通貨ペアーは流れがつくと一日中一方通行になりやすいが、通常NYK時間には動きが落ち着いてくる。 G7前でのユーロの利食いが旺盛でこの通貨の動きも先行指標として注目するのも、違った見方が出来て戦略に幅を持たせるにはいいだろう。
米国のサブプライム問題でのモノラインという金融保証会社は大手4社でシェアー9割と寡占状態となっており、それ故1社の格下げが4社の株価を相対的に大きく押し下げてしまいやすく、米国株式市場の投資家マインドの不安増大の原因となっている。 モノラインはまた、それらの証券保証のまた保証やリスク軽減として、ディリバティブ取引でヘッジしているが、それらの手数料が自前の顧客への手数料より大きくなっているので、逆ザヤになっているようだ。 資本増強の要請が米国政府から出ているが、それらは大手金融機関が出資しなければならず、状況が現在より悪化すれば銀行などはまた再度不良債権処理の名目で不利益を償却することになり、再度相場の混乱の火付け役となりやすい。 次の決算は4月なので、もう2ヶ月を切っており、その前に相場が波乱になることは間違いない。 簡単にドル買いに戻る可能性は短期ではあっても、上値は抑えられ易く、いいレベルでドル売り出来れば4月以降の相場での利食いは余裕であろう。 しばらくは戻り相場となっても短期での売買が最も適した売買方法となるだろう。

2008.2.5日 7:31更新

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