FX予言集 フィリップFXブログ
今週もイベントで動く
先週の金曜の雇用統計での非農業部門雇用者雇用数減少の結果、一時ドル売りから始まったが、結局はクロス円で買っていた向きの利食いが出て終わったようなものであった。指標の悪化が米国FRBへの更なる利下げを連想させるのは間違いないが、株価の反応は宜しくなく、欧州時間でクロス円が買われても米国市場で下がるというパターンがまだ続いているのは、各国の景気に対する評価が違っているからなのだろうか。 時間差での為替の上げ下げで大きく振らされていて、方向感が出てこない。 クロス円にしても下がったらまたすぐ戻ってくるように、同じ市場の時間帯では方向が出ていても市場が変わると違った動きになり、逆方向というのが最近は多い。 先週中毎日のようにロンドン市場でクロス円が上昇していても、米国市場で下落して突っ込んでいる。 どうも米国ダウの先物の値段での上げ下げがクロス円の動きを左右しているので、なかなか読みづらい。
さて今週は英国の利下げがとりあえずの注目となろう。 金曜日のポンド単体での売りが0.25%の利下げは織り込んだと見ている。 ポンドドルの1.96の前半では買いで攻めたいところだがそこまで押し目があるのかどうか。 ユーロポンドの実需も出ているようだから、一瞬の触れはあるかもしれない。 ドル円は完全にレンジ相場で、底値を固めつつあるがまだ方向は決まらないが、米国の市場がまだ下に振れ易い地合いを考えるとまだ下があるのではないだろうか。 無いとは思うが、ECBの金利に対しての急な方向転換も常に頭においたほうが良いだろう。 それにサブプライム問題で先進国が金利を下げる方向なので、金の流れを考えると、長期的には価格に影響され易い資源国のオーストラリアドルの強さが継続されていくような気がする。
2008.2.4日 5:28更新
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