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FX予言集 フィリップFXブログ

0.5%利下げでテロ時と並ぶ

今夜のFOMCの利下げ予想に関して様々な憶測や噂が出ている。 米国情報会社から利下げ見送りだとか、利下げ幅が0.25%に留まれば105円割れなどと相場を動かしたいのかという雰囲気になっている。 市場では、0.5%が7-8割程度の織り込みとみられている。 米国の金利は現在3.5%で、もし0.5%下げるとすると、あの国連ビル爆破テロ以来となる、3%となってしまうが、今回は相場の煽りや景気の先行き不安もあってさすがにバーナンキ議長らも下げざるを得ないであろう。 緊急に0.75%の利下げで姿勢は見えていて、インフレよりも今は景気を重視しているようだ。 今期の米国企業の業績を10%減ほど織り込んでいる現在の株価の更なる下落によって、消費意欲の減退が心配されるところではあり、最後の頼みの小売業にも影響があるのは避けられない。 今夜は0.5%の利下げで相場の落ち着きどころを探ることになりそうだ。 さすがに日本企業と違って損失計上を即座に行い、トップもすぐ交代という早い対応をしている米国の企業群の立ち直りは、思っているより早いかもしれない。 これらの決算が落ち着いてきたら、米国株の上昇が始まる可能性は大きいのではなかろうか。 しばらくは調整に時間は掛かるが、時期は今年中でもおかしくはない。
ドル円は107.70にレジスタンスがあり、これを上抜けすると110円をターゲットに上昇に転じそう、下は106.00と105.20にサポートがある。 ユーロドルは1.4450-1.4900でしばらくはレンジ、ポンドドルは2.0030がターゲットで上昇傾向だが、ここで腰折れして1.97台となるとまた下へとなびくであろうが、1.9430まで。 クロス円はご承知の通り米国株次第だが、一旦上昇してもまた現在のレベルまで短期間のうちに戻ってくるだろう。 

2008.1.30日 4:25更新

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