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FX予言集 フィリップFXブログ

欧州勢の買戻し

フランスの銀行である、ソシエテジェネラルのトレーダーの損失である約7500億円とサブプライムでの損失2500億円の合わせて1兆円の損失も、ECBの利下げへの可能性との言及の方が相場には影響が大きかったようで、欧州株の戻しが世界の株価またクロス円の上昇を支えている構図となっている。 各国の株価がテクニカルで短期での売り過熱感を示唆していることもあり、そろそろ戻すのではといったタイミングでの利下げへの可能性と指摘すればある程度戻すのもうなずける。 ただ相場が戻ってくると、米国が0.75%の緊急利下げの影響で原油や金がまた上昇する懸念もあり、ECBは利下げよりまたインフレ懸念というふうに変わってくる可能性もある。 相場は一旦戻ってから、また下げに転じる準備が徐々に整ってくるだろう。 ドル円の110円、ユーロ円の160円突破がないとなると、タイミングを計らってまた売りにくるのは見えている。 FOMCでの利下げ後か、それともその前から行くのか、あまりここで突っ込んで買うのはまずい気がする。 昨日から欧州の株価とクロス円のみではなく、ユーロドルやポンドドルまでもが直100%連動していて、為替は株のわかる人に聞いてくれ、のような展開が続いている。 米国の株価が他の国のそれと比べて意外と戻しが小さいのは気になるが、節目であるダウ12600ドルの壁を越えられるかが、来週以降の為替相場にも影響してくるだろう。 これまでの戻しの流れを強めるのかどうか、今夜のダウの動きには要注目である。

2008.1.25日 8:40更新

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