FX予言集 フィリップFXブログ
一寸先は闇
またファンド勢の仕掛けなのか、米国金融保証会社への政府の保護があるという噂やアップルの好決算が底値をつけたクロス円のタイミングといい、見事な連携?でほぼ前戻しの株と為替の相場であった。 クロス円中心に完全に下向きのバイアスが強く掛かっていたので、円相場のテクニカル指標のボリンジャーバンドでの突っ込みがあり、チャートでは戻しでファンダメンタルの中期では以前売りの状態で買い方に不安な相場つきだったので、途中から売り方の投げもあっても大幅上昇となった。 しかし、ドル円は107円手前で返されてまた静かに沈んでいくのを見ると、まだまだ底が決まったとは言えない。 アジア諸国の株も戻しは限定的のままだ、投資家は下げに対しての恐怖がまだ大きいということだ。 こういった場面で下にもう一度突っ込めば、流れについてくる売りが結構多いと思うが、ついては行かない方がいいだろう。 幅は大きいが来週までのレンジ相場は変わらないのだと思う。
日本は景気対策やるだのやらないだの言っているが、決断に乏しいのを見ているとやっても生半可で終わりそうな感じがする。 経済対策の中身で今の景気の影を無くす事は難しいので、日銀にも一肌脱いでもらおうと、政府が圧力をかけているのは間違いないので、利下げプラス対策と世継ぎ早に出してくるかもしれない。 ECBも日本も利下げの予想が当たるのかどうか。 最後は英国が遅れて利下げも考えられるのかもしれない。 しかしそこまでして、米国発の問題からの下げ相場を堅調にもっていけるだろうか。 利下げ利下げとうるさいようだが、まさか今年中に、最後は中国に利下げの可能性まで予想できる環境になるとは考えにくいが、一寸先は何とやらと言うし全否定は出来ない。
2008.1.24日 6:52更新
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