FX予言集 フィリップFXブログ
今夜はフィーバーラリー?
米国市場の休暇後にも関わらず、今日のまたアジア株が軒並み5%以上の暴落でクロス円中心に断続して売りがかさんでいる。 欧州時間に入り、米国の緊急利下げの思惑とショートカバーで薄い相場を行ったりきたりしている。 ユーロ円は安値の152.12-15から一気に154.35-40までの急な戻しでスピード感に溢れる動きで、昨年の10月の株とクロス円のシンクロな早い動きを見ているような相場であった。 本日は現在ダウ平均先物で先週の終値から400ドルほど下げているので、今夜のNYK市場の展開が気になるところ。 短期でクロス円の戻し相場も、NYK市場前にはまた一旦下げて始まるであろう。 但し、欧州各国の株価が意外と下げずにいるので、この流れでダウの戻しがあればしばらくはドル円も加わり堅調相場となりやすい。 そうなれば明日のアジア株の戻しも急となるので、堅調さは引き継がれるだろう。 全てはダウ平均の動きに懸かっている。
本日の金利委員会後の福井総裁記者会見では、現在の微妙な景気動向や利下げ観測の事実を言及した上で、サブプライムのこれ以上の悪影響はまずないと発言している。 一見ニュートラルに感じられると思うが、利下げという言葉を入れてきただけでニュアンスが変わるのは、総裁もわかっている上で言っているのだと思う。 もしこれ以上世界経済にダメージが出るような市場環境となれば、利下げへの再度のコメントも期待できるであろう。
さすがに柔軟性のある方である。 さて今夜のダウが見ものとなってきた。
2008.1.22日 6:51更新
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